チャイニーズニューイヤー(春節)
マレーシア・クアラルンプール在住ピュアグローバルマッチング婚活サポーターのANGIEです。
これからクアラルンプールの最新情報をお伝えしていきます。よろしくお願いいたします。
チャイニーズニューイヤーとは中国及び中華圏の旧暦正月(旧正月)です。
中華圏では最も大事とされる祝祭日であり、新暦の正月と比べ盛大に祝賀され、こちらマレーシアでは数日間の祝日が設定されています。今年は2月10日が元旦でした。

春節には赤・黄・橙色の鮮やかな色、女性はチャイナドレス、男性はマンダリンカラーのシャツを着て、華やかな装いで新年を祝います。
また魔除けとして、除夕(大晦日)12時に爆竹を鳴らし、花火を楽しみながら新年を迎える習慣があります。我が家近辺ブキットビンタン地区でも、12時と同時に大きな花火が上がり、爆竹が鳴り響いていました。
日本と同様お年玉をあげる習慣があります。このお年玉は紅包と呼ばれ、赤い袋に入れます。
年長者から年少者に渡す他、既婚者から独身者へ、雇用者から非雇用者へ、上司から部下へと渡す習慣もあります。
以前香港に住んでいた時にはこの習慣がマレーシアよりはより一層顕著で、自分より年下の人々ほぼ全員に渡していました。
また、コンドミニアム警備員、清掃係、銀行担当者、日頃お世話になっている人々にも渡す習慣があり、いつも紅包貯金をして年末迄には資金を用意をしていました。
その為銀行には事前に予約を入れ、紅包用に新札を用意してもらう必要性がありました。
マレーシアでは中華系はこの習慣を守っていますが、中華系は全国民2割程度ですので、中国本土や香港のようには顕著ではないようです。
年末大晦日には赤い装飾帯を玄関に飾ります。
対聯(ついれん)と言い、めでたい文句を赤い紙に書き、正面玄関の両脇に貼ります。

入口以外にも部屋の中に飾ることも多いです。
その他、金柑の木も飾ります。金柑は「吉祥と富をもたらす」といいます。
春節になると中華系の家の入口やベランダに少なくとも2鉢以上の金柑の木が置かれます。
そして木の枝にはご祝儀袋が括り付けてありとても華やかです。
更に、「一家団欒」を象徴する赤い灯籠を灯し、お祝いの雰囲気を盛り上げます。
家族団欒のディナーを英語ではリユニオンディナーと言い、皆故郷に帰って家族の再会を祝います。
ディナーを楽しんだり、CCTV等の年末番組を一緒に鑑賞したりします。また子供達用のお年玉や爆竹も用意します。
マレーシア独特の習慣としては、魚生(イーサン)を食べて新年を祝います。
大皿に刺身と千切り野菜を盛り、祝い言葉を掛け合いながら箸で食材を空中に放り投げ、幸運と繁栄を祈ります(写真参照)。
春節のもう一つの目玉は「獅子舞」です。

日本を含むアジア地域では獅子舞という文化がありますが、古く起源はインドが発祥(仏様の横には獅子像が存在)、仏教の伝来と共に中国に伝わったそうです。
「横浜中華街」等で獅子舞を見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「獅子」とは吉祥のシンボルとして必ず登場する想像上の動物で、その動きを想定した獅子舞は「五穀豊穣」を願う農民の間で生まれ、伝え広められたと言われています。
マレーシアの獅子舞は豪胆でパワフル、訓練を積んだ若者がアクロバティックな動きで高い柱の上で獅子舞を披露してくれます。
ショッピングモール内各々店舗開店時間にも縁起担ぎの独特の獅子舞を見せてくれます。

銅鑼の音が聞こえて来ますので、獅子舞を見たい人々は其方のほうへ集まっていきます。
各々大型ショッピングモールは獅子舞以外にも春節装飾に趣向を凝らし、人々の目を楽しませてくれます。
大型ショッピングモールでは毎年々異なったテーマの基に、非常に大規模で凝った装飾が見せてくれます。
人々はこの大掛かりな装飾を見に行くのがこの時期の楽しみになっており、春節装飾をバックに自分、友人と共に、或いは家族と共に写真撮影し、インスタグラム等に投稿する人が多いです。

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