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【マレーシア】婚活サポーター★クアラルンプール人気観光スポット vol.2

ペトロナスツインタワー(KLCC地区)

ペトロナスツインタワー(KLCC地区)

マレーシア在住のピュアグローバルマッチング婚活サポーターAndieです。
今回は首都クアラルンプールにあるシンボルタワー「ペトロナスツインタワー」についてご紹介します。
KLCC はクアラルンプールシティセンターの略称です。ここは国営企業ペトロナス(1974年に創設されたマレーシアの石油・天然ガスの供給を行う大手国営企業)の城下町です。

都会のオアシスKLCCパーク
レイクシンフォニー

余談ですが、マレーシアは東南アジアでは第2位の石油・液化天然ガス生産国で、ペトロナスは液化天然ガスの輸出ではマレーシアを世界第2位に押し上げた国営企業なのです。日本にもこの液化天然ガスを輸出しています。
KLCC地区は首都クアラルンプールシティ中心部にある再開発地区です。

クアラルンプールのシンボルでもあるペトロナスツインタワーが建設されたきっかけとなったのは、当時マレーシアの首相であったマハティール氏が先導で建設されたそうです。名称の由来はマレーシア国営石油会社のペトロナスです。下層部は名称「スリアKLCC」という地下1階から地上4階までの大型ショッピングモール、上層部は国営石油会社ペトロナス本社と、クアラルンプールを見渡せる展望台になっています。
今から30年程前までは、この一帯は19世紀から英国人向けの競馬場がありました。

このツインタワーが建設されるきっかけは当時のマハティール首相の発動ではありましたが、インド系大富豪アナンダ・クリシュナ氏が商業施設建設を目的として現在の敷地一帯を購入したという経緯があったそうです。マハティール首相としてはこの地域の渋滞解消のためにも競馬場を移転し、公園造園をしたかったそうです。この思いが同氏に受け入れられて一部を公園に充てられました。そしてツインタワー原案建物は国際公募をしたところ米国建築家のシーザー・ペリ氏の「正方形超高層ビル」に決まりました。同氏は東京の米国大使館やNTT東日本社建物等の超高層ビルの建築家として知られています。

イスラム建築独特の八角形デザイン

マハティール首相は設計から拘っていて、当初の「正方形デザイン」ではなく、イスラム建築独特の「八角形デザイン」になるように建築家に要請したと言われています。ペリ氏はイスラム建築に疎かったのですが、政府意向に
沿って変更しました。超高層ビルには多くのエレべーターを必要とします。エレべータースペースが余計に取られる事が課題となった為、ダブルデッキエレべーターを世界で初めて導入、又地上から170mの4 1~4 2階部分にダブルデッキブリッジを導入し、斬新なデザインになりました。建設期間1992年~1998年、用途はオフィス・商業施設最頂部約452m、屋上379m、最上階88階です。ツインタワーの内、タワー1を日本の建築会社ハザマ、タワー2を韓国の建築サムソン物産建築部門と極東建設が施工しました。面白い逸話としては、サムソン側のタワー2が41階まで建設した段階で傾いている事が判明して、スカイブリッジとタワー1による支えにより修正したと言われています。


2002年世界一の高さを記録した後、世界中の超高層ビルに追い抜かれましたが、現在でもツインタワーとしては世界一の高さを誇っています。ペトロナスツインタワーはステンレス製の外装により、この建物がタ陽を浴びた場合、反射光が建物の高さ方向に微妙に変化し、それが刻々と変化するので美しいのです。そして夜間にはライトによって燦然とシャンデリアの様に輝きます。また独立記念日、クリスマス、新年、春節等の折々には特別のライトアップがあり、人々の目を楽しませてくれています。

シャンデリアのように輝くタワーを背景に愛を語るのも・・♡

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